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■EDITORS report 〜編集取材記〜■

=2005年6月13日(月)=
日本ライト級王座決定戦「久保田和樹 vs. 田中光吉」

= 東京・後楽園ホール =

文・写真/根岸朋子[ Report & Photo;Tomoko Negishi ]

☆ ★ ☆ ★ ☆


中盤以降、接近戦で久保田(左)が流れを掌握!
 空位の日本ライト級王座をめぐって、同級1位の田中光吉(シャイアン)と2位の久保田和樹(相模原ヨネクラ)が再戦した。

 今年3月の初戦は、4回に久保田が偶然のバッティングにより左まぶたをカット。傷は深くコミッションドクターは首を横に振り、レェリーが試合をストップした。負傷ドローで決着はつかず、今回の再戦となったのだ。

 気づいてみれば、ちらほら目立っていた空席がドッと埋まっていた。因縁対決の選手本人はもとより、ファンにとっても長い3カ月だったろう。開始のゴングが鳴るや否や、爆発的な両者への声援が会場を真っ二つに切り裂いた。

 初回、田中が手数と圧力で久保田を上回るが、2回にはラスト30秒で久保田がスパート。綺麗なワンツーを顔面に決めてコーナーへ追い込み、3回には得意の接近戦へ流れを運ぶ。

 ところが4回、久保田はジャブで距離を取る田中に調子を狂わされる。さらに、左フックをもらってフラつくとラッシュを浴びるシーンもあったが、持ちこたえて5回に繋いだ。反撃だろうか、終盤には左右フックで相手をフラつかせた。


最終回、田中(右)も必死で攻める!
 折り返し地点を過ぎた6回、ボディフック、アッパーと巧みな左使いで攻撃を仕掛ける田中に、久保田は押される。しかし7回以降、久保田は持ち前の超密着接近戦にずるずると田中を巻き込んでいく。ラウンド毎に久保田のパンチは精度を増し、田中のボクシングを封じた結果、3-0(97-96、96-95、97-94)の判定で新チャンピオンの座に輝いた。

 久保田が嬉しさに息を弾ませながら控え室にもどると、大勢の記者のむこうで待っていた幡野会長が、タバコを口にくわえ直して丁寧に祈願のベルトを久保田の腰に巻いた。

 自ら3度のタイトル挑戦をしたものの、遂にベルト獲得の夢を果たすことがなかった会長は「オレにとっても初のベルトだよ」と勝利を噛み締めて言った。

 久保田は「今までやったきたことがやっと報われました。やっと日本の頂点に立てて胸を張れます。チャンピオンになったと言っても、会長のゲキがないと行けないんで、まだまだです」とコメント。

 久保田は22戦15勝(3KO)5敗2分。敗れた田中は34戦23勝(11KO)9敗2分で、試合後、一線を退くことを明らかにした。

[2005.6.23 記]


新チャンピオン誕生!



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