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■EDITORS report 〜編集取材記〜■

=2005年6月4日(土)=
バンタム級10回戦「福島 学 vs. タタ・ポリナール」

= 東京・後楽園ホール =

文・写真/根岸朋子[ Report & Photo;Tomoko Negishi ]

☆ ★ ☆ ★ ☆


たまにはまじめにやるけれど・・・
 WBA世界バンタム級チャンピオン、ウラジミール・シドレンコ(ウクライナ)の負傷により、本戦は秋へと延ばされた。

 2002年8月、WBC世界スーパーバンタム級タイトル挑戦の惨敗から約3年。今回、1階級下げての新たな出発だった福島にとって、対戦者は前哨戦にはとても物足りない相手だった。

 福島が積極的にまず先手。変則の相手は、大振りながらも思い切りのよい左右フックを狙ってくる。福島は中盤、いきなりの左フックを決め、ラスト30秒でロープに追い詰め1つ目のダウンを取る。

 2回も福島優勢の流れだが、突如中盤で相手も盛り返してくる。しかしすぐさまガスケツし、ラスト10でへなへなとコーナーポストに自らもたれかかってしまう。

 試合再開を促すレフェリーに従って向き直る相手に、福島は軽く一発。

 崩れ落ちた相手に、「もうちょっと頑張ってくれよ〜」と言いたげに、グローブをはめた手で立ち上がるように促す。


もうちょっとがんばってくれよ!
 タタはカウント10直前で蛙飛びの如く跳ね起き、試合続行。

 3回、福島はコンパクトな上ショートからボディ・アッパーを狙い、一方的な展開に。中盤、またもや軽い一発で3つ目のダウンとるが、倒れた相手はカウント10で再び元気に飛び起きる。

 後半、福島が軽いボディブローを決めると、自ら倒れた相手はそのまま試合を放棄。遂に立ち上がらなかった。

 フィリピンからの対戦者は、けっこう出来上がった身体ではあったが、始めから10回戦をフルに戦う気がないのは明らか。

 JBスポーツジム山田トレーナーは「10ラウンドやる気のない相手に、あれだけやったのは上出来。こっちは(10ラウンドで)いろいろ試そうと思っていたのに」と試合後の控え室でウンザリ。納得できる。

 世界戦を想定し、更に1階級落として準備してきた福島も、「ああいうやりにげはイヤですねぇ」

 福島は36戦28勝(19KO)6敗2分。


ファンに囲まれて前に進めず。人徳ですかね

[2005.6.8 記]



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