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■EDITORS report 〜編集取材記〜■

=2005年5月26日(木)=
フェザー級8回戦「澤永 真佐樹 vs. 凉野 康太」

= 東京・後楽園ホール =

文・写真/根岸朋子[ Report & Photo;Tomoko Negishi ]

☆ ★ ☆ ★ ☆

 会場は轟く声援を真っ二つに割り、まさか客入り7割とは思えない熱気に包まれていた・・・。この日の一番のファイト、セミファイナルで行なわれたフェザー級8回戦をレポート!

* * * * *


澤永(左)は、押されても打ち負けず
 ランク入り目前の凉野(すずしの=五代)は、玄人好みの右ボクサーファイター。ビッグネームではないものの、濃厚な試合を約束してくれる。彼の応援サイドに偶然座った観客は皆、気づくと“康太!”コールを送ってしまうのだ。今回2度目のランカー挑戦では、リーチのあるサウスポーをどう潰すかが鍵の一つでもあった。

 左ボクサーファーター澤永(赤城・日本フェザー級5位)は、昨年11月のA級トーナメントで、当時フェザー級3位の宮田芳憲(角海老宝石)を僅差の判定で破りランク入り。元々2回級上のランカーだった彼は、ブランクとジム移籍を経て返り咲きを果たしたのだった。

 序盤は一進一退の攻防戦。2回、じりじりと追う凉野が、相手を捕まえインファイトに持ち込む。しかしこの回、ヒッティングにより左目上をカット。一方3回には、距離とタイミングが合いだした澤永が、凉野の有効打で左目上をカットする。

 ボルテージが上がりだしたのは、4回から。中間距離ではどうしてもサウスポーの右をもらってしまう凉野。しかし、小柄な身体を思わせないプレッシャーで、相手にロープを背負わすと、左右ボディ攻撃を効かせて逃がさない。5回も凉野が、積極的にインファイトへ持っていく。一方、ロープを背負わされた澤永は手数で応戦。押し負けてはいても、打ち負けてはいないと、アピールした。


“ランクの壁”は厚かった? 優勢を保てたものの決定打を欠いた凉野(右)
 6回凉野は、距離を取りたい澤永の攻撃を押し切り、早くもコーナーへ追い詰める。途中、ショート連打を顔面に浴びせ、相手を棒立ちにするシーンも。7回には、疲れた相手に一方的なインファイトを見せた。

 ラストラウンド。このまま凉野が押し切るか?と思われたが、澤永は最後の力で打ち合いに応戦。しかし終了のゴングが鳴ると、コーナーに戻ったランカーの表情は打ちひしがれていた。

 結果は、77−76(澤永)、78−77(凉野)、76−76 のドロー。接戦ではあったが、凉野が優勢を保っていた。しかし、それがランクの壁なのだろう。完封しなければ壁は破れないのだ。。。

 控え室で凉野は「ぼくのいいのが入っても、その後の相手の手数が多かったから。そこがやっぱりドローになった結果だと思います」と、悔しい気持ちを切り替えて、冷静にコメントした。

 澤永は27戦16勝(5KO)7敗4分、凉野は21戦13勝(3KO)5敗3分。

[2005.6.6 記]



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