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桜映えるのどかな休日、明るく楽しくボクシング。
賞金トーナメント「ビー・タイト!」の仕掛人、瀬端氏の号令の下、元世界Sフライ級チャンプのセレス小林さん、各ジムのプロ選手らが顔を揃え、ボクシングイベントを開催した。
[ Report& Photo;R. Shimoyama The Future of Boxing JAPAN ]
まずは、5歳から小学生までの11人のちびっ子たちを、セレス小林さんが優しく指導する「ボクシング教室」。基本の構えとワンツーをみるみる吸収していくちびっ子たちに、セレスさんも、 「子供は素直なので、言ったことをきちんとやるから、すぐ覚える」 と笑顔。 ボクシング上達には“素直さ”が一番のようです。 
続いては、八王子中屋ジムに通う小学生二人が、軽いスパーリングを披露。大勢の観衆を前にリングに上がるのはおそらくこれが初めて。リングインの前は緊張した面持ちだったものの、いざスパーリングが始まると機敏な動きを見せて、会場を沸せていた。
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| ▲明日の粟生、亀田を目指す! でも、好きなボクサーは佐藤修選手だそうです。 |
現役選手たちによるスパーリング(3分2R制)では、A級選手も登場。中でも注目は、この日のトリをつとめた、アマ四冠王・内山高志(ワタナベ) VS 03年度東日本新人王・方波見吉隆(伴流)。内山は、今年プロ転向を表明、「アマチュア界最後の大物」といわれる逸材だ。
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| ▲ゲーセンのパンチ測定器で600kgを弾きだす、「ハドキャノン」内山。ボクシングファンの前にベールを脱ぐ日も近い… |
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| ▲B級トーナメントを全KOで制すなど、方波見の実力は折り紙付き。今年は「ビー・タイト!」に参戦が決定。 |
そう示すかのように前へ前へと繰り出す内山。「KOにこだわりたい」と本人は言う。
破格のハードパンチはキレ抜群。身長に比してリーチが長く、ディフェンスもしっかりしていてカウンターもとれる、ただの倒し屋でないことを印象づけた。
一方の方波見も、スピーディーなフットワークと軟らかい身のこなしで、被弾をほとんど許さず。スパー終了後は、きれいな顔をしていた。この選手をつかまえるのは相当苦労しそうだ。
また、内山のボディブローに対して、すかさずボディを打ち返すなど、気の強さものぞかせる。9勝中7KOの戦績は、この負けん気の強さからくるものだろう。
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セレス小林さんは、写真をせがむ人たちに大忙し。内山選手には世界チャンピオンを期待するかけ声が飛ぶなど、普段、ボクシングに慣れ親しんでない人々との交流が生まれた良い機会だったのではないだろうか。
今日のイベントでボクシングに興味を持った方々には、ジムや試合会場に是非、足を運んでもらいたい。
桜満開、暖かい春陽のさす公園に、明日のボクシング界を重ね見たのは私だけではないはずだ。
[2005.4.10 記]