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■EDITORS report 〜編集取材記〜■

=2004年1月31日(土)=
「B:Tight!(ビー・タイト)」

= 東京・後楽園飯店 =


 
 本誌特派:霜山綾司(C級ボクサー)---

 優勝賞金200万円をかけて行われる、A級ボクサーによる4回戦トーナメント「B:Tight!(ビー・タイト)」の発表会に行って来ました! 3人の出場選手にインタビューまでしてきました。

 この大会は、フェザー、ライト、ウェルターの3階級で、各階級8名のA級ボクサーたちがしのぎをけずります。その特徴は大きくみて2つ!

 1つは、ふだん8ラウンド以上を戦うA級ボクサーが、1試合4ラウンドに限定されることによって、スタミナと集中力の負担が軽減され、序盤からアグレッシブかつ密度の濃い技術の応酬が期待される、ということです。しかも、今回は比較的KO率の高い中量級のみということもあって、KO決着による試合がより多く見られる可能性が大!


新人王とって、オレさまも早くA級になりてぇ…
 2つ目は、賞金システム。1試合につき選手たちには一定のファイトマネーが支払われるほか、勝者には+20万円! KO勝ちすると、初回ならさらに+20万円、2Rなら+15万円、以下3R→+10万円、4R→+5万円となります。要は、勝ち上がれば上がるほど、倒せば倒すほど、実入りが多くなるんです。

 出場を辞退した選手サイドの理由の中には、人気・実力が高く、普通に試合をした方が多く稼げるからというものもあったようです。しかし、優勝すれば200万なんです! 人気・実力がそんなに高いなら“優勝したる!”という気概&自信が何故持てないのかな? と思ってしまいますね。まあ、各ジムの思惑もあるのでしょう。

 この日は、トーナメントの組み合わせ抽選会も行われました。4月14日(水)に1回戦が行われ、6月23日(水)に準決勝、8月21日(土)に決勝の予定。

 もしこのトーナメントが成功に終われば、主催者側は今後年に1、2回はこのような大会を実施していくようです。とにかく、業界初のこの試みに目が離せません。くれぐれも試合の後に、今回のトーナメントを企画した瀬端プロデューサーがリングに上がって、「皆さん一緒に、ビー・タイト〜!」と叫ぶのだけはやめて頂きたいものです。

▼1回戦組み合わせ

★フェザー級

発表会見に出席した選手たち。ファンの心に残る好ファイトを見せてくれ!
☆Aブロック
小沢大将[ヨネクラ=19戦14勝(8KO)4敗1分]
 vs.遠藤慎吾[オークラ=13戦9勝(8KO)4敗]

矢澤慎太郎[帝拳=21戦18勝(11KO)4敗]
 vs.宮田芳憲[角海老宝石=13戦11勝(8KO)1敗1分/日本フェザー級7位]

☆Bブロック
富本慶久[国分寺サイト−=13戦9勝(5KO)3敗1分/日本Sバンタム級9位]
 vs.龍木健司[ハラダ=15戦10勝(6KO)3敗2分]

ミスター“X”
 vs.板東ヒーロー[フォーラム=23戦12勝(6KO)5敗5分]

※ミスター“X”=主催者推薦の選手。誰なのかは、後日発表までお楽しみ、らしい(以下同じ)。

★ライト級
☆Aブロック
橋浦憲一[帝拳=24戦18勝(4KO)5敗1分]
 vs.石田貴章[マスド=11戦8勝(6KO)1敗2分]

土居裕介[塚原京都=14戦8勝(5KO)5敗1分]
 vs.松信秀和[宮田=33戦25勝(18KO)7敗1分/日本Sフェザー級6位]

☆Bブロック
松沼誠太郎[沖=22戦13勝(8KO)7敗2分]
 vs.小倉健太郎[ワタナベ=10戦5勝(4KO)4敗1分]

川向虎蔵[北沢=9戦7勝(1KO)1敗1分]
 vs.ミスター“X”

★ウェルター級
☆Aブロック
根岸大介[エイティーン古河=5戦3勝(3KO)2敗]
 vs.渡辺浩三[斉田=11戦9勝(7KO)2敗]

笠木康人[ワタナベ=23戦15勝(14KO)7敗1分]
 vs.松下文昭[鈴鹿ニイミ=18戦9勝(2KO)9敗]

☆Bブロック
廣瀬信和[六島=4戦4勝(3KO)/日本ウェルター級8位]
 vs.ミスター“X”

丸元大成[グリーンツダ=18戦14勝(7KO)3敗1分/日本Sウェルター級9位]
 vs.日高和彦[新日本木村=19戦15勝(11KO)4敗/日本Sウェルター級6位]

* * * * *

 フェザー級に出場する、日本Sバンタム級9位で日本タイトル挑戦の経験をもつ、富本選手に話しをうかがってきました。

−−もともと富本選手はSバンタムで試合をなさっているわけですが、1階級上のフェザーで戦うことに対して何か不安はありますか?


「4ラウンドしかないので、手数を増やして、ポイントをしっかりとろうと思います」(富本選手)
富本 普段体重は63キロくらいあって、Sバンタムの時は8キロ落とすわけですから結構キツイんですよ。むしろフェザー級の方が僕にとっては有り難いですね。1階級上げることでパワーも出ますし、スピードが落ちる心配はないです。

−−富本さんにとって4回戦というのは初めて(富本選手は6回戦でデビュー)なわけですが、4ラウンド用の作戦とかはありますか?

富本 いや、まだそこまでは考えてないです。多分、今までどおりの戦い方でいくと思います。4ラウンドしかないので、手数を増やして、ポイントをしっかりとろうと思います。

−−1回戦の相手も決まったわけですが、出場選手を見渡して誰か気になる選手はいますか?

富本 実は、1回戦であたる龍木選手とは、高校の頃に国体の決勝でやってるんです。判定で僕が負けました。龍木選手に関してあまり覚えてはいないけど、長身のサウスポーでやりにくい相手だったと思います。僕にとっては1回戦はリベンジマッチでもありますね。
それと矢澤選手は北海道の後輩で、僕が大学生のときに彼は高校生で、一緒に国体に出たりしたんです。やっぱり後輩とはやりにくいですね。ただ、戦うとしたら決勝なので、その時は容赦なく勝ちます。龍木選手と矢澤選手とは1回戦で当るかなあ、なんて思ってたんですけど、本当にそうなりましたね。

−−ミスター“X”は気になりますか?

富本 別に…。そんなにものすごい選手は出ないでしょ、多分。

* * * * *

 そしてわがワタナベジムの二人、ライト級に出場の小倉選手、ウェルター級に出場の笠木選手に話しをうかがったっす。

−−そもそも何でこの大会に出ようと思ったんですか?


ワタナベジムから出場する、笠木選手(左)と小倉選手。「パァーッと遊ぶ」ときは、誘ってください…
笠木 やっぱり4ラウンドしかないと、試合の中身がぐっと濃くなると思うんですよ。それでお客さんが喜んでくれる試合ができればと思って。僕にとって4ラウンドの試合というのは魅力でした。

小倉 僕は8回戦のときはいつもスタミナに自信がないからです。本当は4ラウンドでも怪しいんですけどね(笑)。

−−大会を通じて、戦い方、他の出場選手についてなど、何かありますか?

笠木 う〜ん、実は出場する選手ほとんど知らないんですよ。僕はいつも対戦相手は気にしないですし、自分のボクシングをやってKOを狙うだけです。とにかくお客さんが喜んでくれればそれでいいんです。全試合KO狙いでいきます。

小倉 僕は1、2ラウンド中でKOできるように始めからガンガンいきますよ。それと、川向選手には一度8回戦で負けているので、是非その借りを返したいですね。川向選手、勝ち上がってね。

−−ミスター“X”は気になりますか?

笠木 僕も気にはなりますけど、ウェルターは◯◯◯(元日本チャンピオン)でしょ? 何かの記事で出るって書いてあったと思いますけど。勘違いかもしれない…。

小倉 やっぱり気になりますね。外国人選手とかだったら嫌ですね(笑)。

−−もし優勝したら賞金何に使います?

笠木 本当は、親に全部あげるとか言えればカッコイイんだけど…(笑)。まあ、今より広い部屋に引っ越ししたいですね。

小倉 借金返して、あとはパァーッと遊ぶ(笑)!

[2004.1.31 記]



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